マンション選びの際の、眺望などを含めた、
ベランダ
まわりの注意点があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
マンション選びの際には、ベランダからの眺望が重要ポイントになります。
ただ、ベランダまわりに関しては、それ以外の注意点もあります。
こんなテーマに関する記事です。
マンションを内見する際に、
ベランダからの眺望
が、重要なポイントになります。
ただ、それ以外にも、チェックすべきポイントがいくつかあります。
下記に具体的なポイントについて、説明していきます。
ベランダからの眺望
マンション選びの重要なポイントのひとつが、
ベランダからの眺望
にあります。
ベランダにでれば、一目瞭然ですが、大きな建物がないかなど確認します。
あるいは、ベランダの向きに、広めの空地や、駐車場の場合、将来的に大きな建物が建つリスクもありますので、注意しましょう。
また、タワーマンションの場合、工業地域に建っている場合もあります。風向きによって近隣の工場からの煙が流れてくる場合もありますので、注意しましょう。
ベランダの状態
ベランダは、その住戸の所有者が所有するものではなく、共用部分になります。
その共用部分に、住人の「専用使用権」をつけているという扱いになります。
また、火災などの緊急事態の際は、両隣り、あるいは、上下階の住人が避難経路をして使用することもあります。
共用部分ですので、修繕の際も、管理組合で行います。
住人が勝手に修繕はできないわけです。
ですので、
・ベランダの床や立ち上がりの壁面にクラックなどがはいっていたり、
・手すりなどの金属金具などの不具合、
・ベランダの立ち上がりに強化ガラスを使用している場合は、割れがないかどうか
もチェックしておきましょう。
強化ガラスも、中に鉄線がはいっている関係で、温度差によってガラスにヒビがはいる場合があります。
ベランダの奥行き
近年のマンションのベランダは、かなり広い設計になっているものも増えてきました。
洗濯物を干したりするのに、ベランダの奥行きがある程度ないと、使いづらいものになります。
ベランダの奥行きとしては、近年の新築マンションの場合、1.5~2メートル程度が一般的です。
最低でも、1.2mは必要ですが、分譲マンションのベランダとしては、狭いと感じます。
1.8mあれば、余裕をもって使えます。
ベランダの利用イメージ
ベランダでガーデニングをしたり、テーブルを置いてくつろげる空間を作ったりと、いろいろイメージが広がると思います。
ただ、上記に記載したように、ベランダは、共用部分ですので、管理規約で使用に制限がくわえられています。
また、緊急時の避難経路に支障がでないようにする必要もあります。
例えば、一般的に、
小型の植木鉢、テーブル、椅子、簡単に撤去できる装飾タイル、人工芝などは、OK
ですが、
大型の観葉植物、物置などは、NG
の場合が多いです。
ですので、マンション購入後に、ベランダ利用についてのギャップが生じないようにしておきましょう。
両隣り、上下階のベランダの状況
緊急時には、ベランダを緊急避難経路として使用する可能性がある為、
両隣り、上下階の住人のベランダの使い方
も確認しておくと安心です。
内見の帰りに、外から、ベランダ側の写真をとっておくと、後で、検討中のお部屋の上下、隣の部屋のベランダもチェックできます。
稀に、ベランダに、背の高い植栽を置いておられるケースもあります。
マンションの規約に沿った使い方ができていない人が、上下の階、隣にいらっしゃるとリスクになる可能性もありますので、注意しましょう。
鳥の被害
マンションによっては、鳥の被害にあっているケースもあります。
特に、周辺に高い建物がない場合は、マンションに鳥が飛来するケースが見受けられます。
その場合、鳥の糞による健康被害もありますし、何より、掃除が大変になります。
建物を外からみて、ベランダに鳥よけが設置してあったりする場合は、注意が必要です。
まとめ
マンション選びの際には、購入後に、
快適な生活
ができることが前提になります。
少なくとも、ベランダまわりに関しては、上記に記載したようなポイントも重要になりますので、内見の際には、チェックしておくと安心です。
また、ベランダの使いかたに関して、
景観上の点から、管ベランダの手すりに布団などを干すことはNG
のマンションも多くあります。
そういった景観上の規約がしっかりと守られているマンションかどうかも大切なポイントにはなります。
ちなみに、
ベランダとバルコニーの違い
について、下記に補足説明しておきます。
ベランダとは、建物の外に張り出した屋根付きの箇所です。
ですので、通常、マンションのベランダの場合、上の階の床が、屋根に相当します。
それに対して、屋根の無い箇所は、バルコニーになります。
マンションによっては、構造的にルーフバルコニーを設けているケースもあります。
もちろん、ルーフバルコニーも共用部分になり、住戸によっては、ルーフバルコニーの専用使用権がついているものもあります。
ルーフバルコニーの専用使用権がついている場合、通常は、その使用料が別途定められています。
以上、マンション購入検討時の「ベランダのチェックポイント」についての説明でした。