マンションの購入を検討する際には、
駐車場の状況?
もチェックしましょう。
こんなテーマに関する記事です。
マンションの駐車場は、平置きの場合と機械式の場合があります。
また、都心部のマンションの場合、マンションの戸数より駐車場台数が少ないケースも多いので、事前にチェックしておく必要があります。
マンションの内見をする際は、共用設備もチェックしておきましょう。
その中でも、
駐車場
も重要なチェックポイントの一つです。
マンションの駐車場のチェックポイントについて、下記に順に説明していきます。
マンションの駐車場は機械式か、平置きか?
マンションの駐車場のチェックポイントとして、駐車場のタイプがあります。
具体的には、
機械式駐車場場
か
平置き
のどちらのタイプの駐車場かを確認します。
停めやすいという点と、機械式の場合、意外に管理維持費が高いという点で、
平置き
のほうがお勧めです。
平置きの場合
平置きですと、車を停めるのも楽です。
機械式の場合、時間帯のよっては、「順番待ち」するようなケースもありますが、平置きの場合、その心配がありません。
また、平置きの場合、
屋根がある場合と無い場合
があります。
多くは、2階建てや3階建ての自走式の駐車場の場合が多いのですが、雨があたらないと、雨の日にも便利ですし、また、車も傷みも少なくなります。
ただ、その場合、場所の抽選や順番待ちになるケースが多いです。
機械式の場合
一方、機械式の場合、上記にも記載しましたが、時間帯によっては、
入出庫の際に、待ち時間
がある場合が想定されます。
特に、朝の通勤時に、順番待ちをする必要もあるかもしれません。
また、昨今は、車を所有しないご家庭も増えている為、
機械式駐車場の空きがある
というケースもでてきています。
その場合、機械の管理維持費だけ発生してしまうという状況になり、結果、管理費の負担が増えるということになります。
ただ、敷地の関係で、機械式にせざるをえないケースもありますので、上記のようなリスクも踏まえた上での判断になります。
駐車場までの動線について
駐車場については、
駐車場から道路のでるまでの動線
もチェックしておきましょう。
なるべくなら、
マンションの住人が徒歩で行き来する動線とは別の経路で道路にでられるような設計
ですと安全です。
以前、敷地の関係で、
住人がエントランスから徒歩で建物に入る時の動線とクロスして、駐車場の車が通るような動線
のマンションがありました。
マンションには、小さなお子さんもいますので、なるだけ、事故がおきにくい動線かどうかも確認しておきましょう。
駐車場の数
住戸1つに対して、駐車場1台のマンションの場合、
住戸数と駐車場の数は同じ
か、来客用の駐車スペースがある場合は、若干駐車場の数のほうが多いケースもあります。
また、マンションを購入した際の駐車場の位置についても確認しておきましょう。
現所有者と同じ場所になる場合が多いですが、管理規約上の内容によっては、場所が変更になる可能性もあります。
(団地などの場合は、定期的に、抽選で場所がかわるケースもあります)
=補足=
マンションによっては、マンションの販売時に、駐車スペースも販売しているケースもあります。
いわゆる「分譲駐車場権利付き」と呼ばれるものです。
事例としてレアなケースにはなりますが、このケースは、ややこしい問題に発展する場合があります。
実際、管理組合とそのマンションを販売した業者との裁判になったケースがあります。
マンションの敷地は、通常、
所有権が区分所有者全員で共有
され、所有者が敷地利用権を持っているという形態をとります。
ですので、
駐車場の管理使用に関する事項は共有者である区分所有者全員の意思によって決定されるべき
という解釈ができる訳です。
「分譲駐車場権利付き」のマンションの場合、注意が必要です。
以上、「マンションの駐車場のチェックポイント」についての説明でした。