マンションの敷地に、「隕石」が落ちる可能性はあるのでしょうか。
かなり確率は低いですが、有り得ます。
2020年の7月2日未明に関東地方で、上空に
「火球」
が目撃された事件がありました。
隕石が落ちた際に、空気との摩擦で、「火球」となった訳ですが、その隕石の破片が、
「千葉県習志野市のマンション」
の敷地に落ちました。
国内で 53 番目に確認された隕石とのことで、それがマンションの敷地に落ちることは、かなり確率の低い出来事ではあります。
隕石が落ちてきたとしても、防ぎようもありませんし、また、そのタイミングもわかりませんが、
実際に、マンションの敷地に落下したことがあったということが、なんとも、自然の不思議を感じます。
隕石の名称は、
「習志野隕石」
です(そのままです)。
(参考)国立科学博物館 プレスリリース
(国立科学博物館 プレスリリース 令和2年7月13日より引用)
約1週間のガンマ線測定を行い、宇宙線により生成する放射性核種(宇宙線生成核種)のアルミニウム-26(半減期約70万年)、ナトリウム-22(半減期約2.6年)、マンガン-54(半減期約312日)、マンガン-52(半減期約5.5日)等を検出した。これにより最近落下した隕石であることが確認された。
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/421874.pdf
↓これが習志野のマンションに落ちた隕石です(画像は、上記より引用)
追記;
その後、現地より1km離れた、千葉県船橋市のアパートでも、隕石の破片が見つかったようです。
下記に、展示に関する内容が記載されています。
科博NEWS展示;「関東上空の大火球に伴って落下した新隕石『習志野隕石』」のご案内
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/494261.pdf
以上、マンションの敷地に隕石が落ちる可能性についての情報でした。