マンション選びから購入までのフローとしては、概ね、下記の流れになります。
このうち、
4.内見の依頼
について説明していきます。
マンション購入時のフロー
1.対象物件の条件の検討(エリア、予算など)
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2.マンション情報の収集
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3.気になる物件のチェック
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4.内見の依頼
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5.条件に合う物件の場合、「申し込み」
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6.住宅ローンの事前審査
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7.売買契約および手付金の支払い
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8.住宅ローンの本審査
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9.決済(残金の支払い、物件の引き渡し)
(各項目ごとに、ページを分けて説明しています。)
内見の依頼 (千葉ニュータウンのマンション)
具体的に、千葉ニュータウン中央エリア内で、
内見したいと思うマンション
が見つかった際は、内見の段取りをします。
その方法は、大きく分けて2つの方法があります。
それぞれの注意点とあわせて下記に順に説明していきます。
1つ目の方法
大手ポータルサイト(アットホームやスーモなど)に掲載されている物件情報の場合、その情報を掲載している不動産会社に連絡して、内見の段取りをするという方法です。
もっとも、一般的な方法かと思います。
ここでチェックしておくこことは、物件情報の箇所に、
取引態様
という欄があります。
ここで
「専任媒介」や「媒介」
という記載があります。
これは、不動産会社が物件を仲介する際のポジション(立ち位置)を表わしています。
「専任媒介」は、売主さんから仲介を依頼されている不動産会社になります。
売主さん側の仲介もしながら、買主さん側の仲介もするというポジションになります。
「媒介」は、あくまで、買主側の不動産会社というポジションになります。
ですので、売主側の不動産会社とは別の不動産会社になります。
ここで、「どちらのほうがいいのか?」という疑問が生じます。
結論からいうと、
その部分は、あまりこだわらないほうが良い
と言えます。
売主側の不動産会社(専任媒介)は、売主さんから仲介の依頼をされているので、売主さんに近い立ち位置になります。
ただ、買う側からすると、
その不動産会社が、買主の立場に立って、対応してくれるかどうか
が重要になってきます。
その他に、
価格交渉の際は、売主さん側の不動産会社のほうが話しが進みやすいのでは?
という点があります。
ただ、「専任媒介」で買主さん側の仲介も行う場合は、
売主さんは、高く売りたい、買主さんは、安く買いたいということですので、両方の仲介するという立場は、厳密には、「利益相反」してしまう
という一面があります。
ですので、「専任媒介」や「媒介」の種類で不動産会社を選ぶより、
その会社が、買主側の目線で、かつ信頼できる会社かどうかで判断する
ほうが良いと言えます。
また、どちらの会社の場合も、買主側が支払う仲介手数料は同じになります。
少なくとも、マンション選びを始めたばかりの時点では、どんな不動産会社があるかわからないので、
内見は、いろんな不動産会社で行ってみる
という方法もあります。
なかには、しつこい営業をしてくる会社もありますので、その点には注意が必要です。
2つ目の方法
これは、ネットの掲載元の会社にこだわらず、信頼できそうな不動産会社に連絡して、
内見したい物件がある旨を伝えて、段取りをしてもらう
という方法です。
不動産の物件の場合、通常は、
レインズという不動産会社間のデータベースに登録
されています。
ですので、他の不動産会社でも、
買主側の不動産会社
という立場で、物件の内見や、仲介をすることができます。
いずれの場合も、状況に応じての判断になります。
注意点
注意点としては、
内見を依頼した会社とは別の不動産会社と売買契約を進めるようなことは、のちのちトラブルになり、嫌な思いをする可能性が高い
という点です。
ですので、その物件を気に入って契約する際は、内見を依頼した会社を通して進めることを念頭においておく必要があります。
以上、千葉ニュータウンのマンション選び!「内見の依頼」についてでした。