マンションの購入を検討されるのが初めての場合、なにかと不安な点が多いと思います。
その理由としては、
・高額なお買い物であること
・住宅ローンの返済が長期にわたること
・実際の住み心地
などが上げられます。
ですので、少なくとも、大きなリスクの無いように注意しながら、マンションの購入を検討していく必要があります。
マンションの購入を検討される際に、細かいことも含めると、多くの注意ポイントがありますが、まずは、
主だったもの
について、確認しておきましょう。
大きなポイントとしては、下記点になります。
■ご予算と物件価格
・予算
・物件の価格
■物件の状況
・物件のロケーション
・建物
・お部屋
・管理状態
■不動産会社選び
・相談する不動産会社
下記に順に説明していきます。
ご予算と物件価格
予算
予算としては、「自己資金」と「住宅ローンでの借入れ」の金額によって変ってきます。
特に、上記にも記載しましたが、住宅ローンの返済は長期にわたりますので、無理のない設定をしておく必要があります。
ですので、毎月の返済額から逆算して、住宅ローンのお借入金額を算出します。
シンプルなシュミレーションサイト
借入可能額の試算(返済額より算出)(住宅金融普及協会)
物件の価格
物件の価格については、アットホームやスーモなどの物件情報で、販売中物件の販売価格を確認することができます。
その際に、その価格が妥当なのかどうか
は気になるところです。
中古物件の場合は、もちろん、売主側の不動産会社が販売価格の設定を提案して、最終的には、売主さんの判断で販売価格を決めます。
なかには、ちょっと高めの設定をしているようなケースもあります。
そんな時に、その物件の過去の販売価格の履歴を確認できると、その水準を確認することができます。
今は便利なサイトがあります。
下記のマンションレビューというサイトでは、各マンションの過去の販売価格を見ることができます。
(実際の売買時には、価格交渉される場合もありますが、その価格は反映されていません)
マンションレビュー(無料会員登録が必要)
千葉ニュータウン中央の物件について
物件のロケーション
千葉ニュータウン中央の物件については、
・木刈、小倉台エリアの団地タイプの物件
・小倉台エリアのマンションタイプの物件
・中央北、中央南、戸神台、武西学園台エリアの比較的築浅の物件
・桜台エリア(白井市)
に分かれます。
駅からの距離や、学区や、周辺の状況をみて、どのエリアをメインで検討するかをきめていきます。
建物
物件の建物に関しては、まず、
築年数
をチェックすることになります。
古い物件の場合、昭和56年5月31日以前の建物は、「旧耐震」という建築基準になり、大規模地震への基準がありません。
また、築年数が25年以上の物件に関しては、住宅ローン減税の対応の問題もありますので、念頭においておく必要があります。
(参考)中古マンション購入時の「住宅ローン減税」について
また、その物件自体の「グレード」の問題もあります。
マンションによっては、ローコストで仕上げていると思われるような造り方をしている物件もあります。
なるべく、しっかりとした造りの物件を選定するかどうかで、大規模修繕費などの負担にも影響してきます。
お部屋
各住戸の状況に関しては、購入後のリフォームをするかどうかにもよって変ってきますが、現所有者が丁寧に使っているかどうかは気になるところです。
また、お部屋の構造面として、
天井高
や
「2重床、2重天井」なのか、「直床、直天井」なのか
も、住み心地や、リフォームする際にも影響してきます。
「2重床、2重天井」のほうは良いです。
(参考)マンションが直床(じかゆか)か2重床どうかの見分け方
管理状態
「マンションは管理で買え」という言葉があるように、そのマンションがしっかりと管理されているかどうかは、快適な暮らしをする上で重要なポイントになってきます。
エントランス、廊下、ゴミ置き場、駐車場などの共用箇所がしっかりと管理されているかも見ておきましょう。
不動産会社選び
どの不動産会社に相談するかは、適切なアドバイスや、安心して売買契約を取り交わす上で重要なポイントとなります。
少なくとも、申し込みを急かしたり、質問に対する回答が適切ではない不動産会社は避けたほうが無難と言えます。
実際に、物件の内見を依頼する際には、
・アットホームやスーモなどの物件情報に記載されている不動産会社に依頼する場合
と、
・信頼できそうな不動産会社に、物件を指定して内見を依頼する場合
の2つのパターンがあります。
通常、販売中の物件は、他の不動産会社でも「買主側の不動産会社」として、内見や仲介することができます。
ただ、いろんな不動産会社がありますので、複数の不動産会社に相談して、その中から安心できそうな不動産会社に相談するという手順でもよいかと思います。
また、ご不明な点などありましたが、弊社にお気軽にお問合せいただければと思います。
以上、はじめての「千葉ニュータウン中央のマンション購入」についての説明でした。