マンションをベランダ側から見た時に、
チェックしたほうが良いポイント
があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
マンション選びの際には、ベランダ側から見た時の情報からでも、そのマンションに関してわかる点がいくるかあります。それらについて説明しています。
マンション選びの際には、主に、室内の状態を見ますが、
ベランダ側を外から見ること
でも、いくつか、わかることがあります。
ですので、具体的にマンションの購入を検討する物件がでてきた時には、外からベランダ側を見ておきましょう。
その際のチェックポイントについて下記に順に説明していきます。
ベランダの利用状態について
マンションの場合、管理規約でいろいろなルールがあります。
そのうちのひとつが、
ベランダの利用
による事項です。
ベランダのスペースは、
共有スペース
であり、マンションの所有者は、
そのスペースの専用使用権がある
となっています。
ですので、管理規約で、利用上のルールが決まっているわけです。
ベランダに布団がほしていないか、、
例えば、
ベランダ
に、
布団をほしていないかもチェック
しておくと良いでしょう。
理由は、
マンションの景観の観点
からです。
ですので、洗濯物も含めて、ベランダの内側に干すことになります。
ただ、実際に、ベランダの腰壁に布団をかけて干している場合があるかもしれません。
※古いマンションなど、そういった規約自体が設定されていない物件もあります。
ベランダに植栽がたくさん置いてある
検討をしている住戸の上下左右の部屋に、
植栽がたくさん置いている場合
は注意が必要です。
マンションによっては、稀に、ベランダに外から見えるくらいに植栽をたくさん置いている住戸があります。
ベランダに植木鉢やプランターを置くこと自体は問題ないのですが、度を越した状態ですと、
・虫や落ち葉の問題
・非常時の通路の問題(ベランダは非常時の通路になります)
・実をつける植栽の場合は、鳥の問題
などが発生します。
もちろん、管理規約に抵触する状態の場合は、管理組合からの注意喚起がなされます。
ただ、実際に検討している住戸に隣接している箇所がそのような状況ですと、面倒なので、事前いチェックしておくと良いでしょう。
また、ベランダは、緊急時には避難経路となります。
その点でも、好ましくない状態となります。
ベランダに物置などを設置している住戸がある
上記にも記載したように、
ベランダは、緊急時には避難経路
となります。
ですので、その際の経路を妨げるような物を設置することは、NGです。
また、ベランダ自体は、
共有物
となっており、居住者が
専用使用権
を持っているということになります。
ですので、ベランダに物置などを設置しているような場合は、管理規約に沿わない使い方となり、ルールを守らない住民がいるということになります。
鳥よけがあるかどうか
マンションによっては、
鳥が飛来しやすい物件
というのが存在します。
近隣に高い建物がなかったり、あるいは、環境的な要因などにも影響します。
鳥の被害があると、洗濯物への糞はもちろん、健康被害や掃除の必要など、なにひとついいことがありません。
外からも確認できますので、必ずチェックしておきましょう。
また、鳥よけに関しては、
建物内の屋外階段などの共有部分
にも設置されているケースもあります。
注意深く、見ておきましょう。
補足;ベランダとバルコニーの違い
ベランダは、通常、
住戸から外にある屋根付きの部分
のことを言います。
マンションの場合、上の階のベランダの床が、屋根になります。
それに対して、バルコニーは屋根がありません。
マンションの場合は、
ルーフバルコニー
がそれに相当します。
物件によっては、「ルーフバルコニー」つきの物件があります。
ルーフバルコニー付きの物件の場合は、通常、ルーフバルコニーの利用について毎月の使用料が発生しますので、注意しましょう。
さいごに
上記に記載したポイントは、主に、
そのマンションの管理の水準や、住民の意識に関する点
と、
鳥の被害といった、衛生面に関する点
についての内容の内容になります。
マンション選びの際のチェックポイントのひとつになりますので、そういった点も含めて検討されることをおすすめします。
以上、「マンションのベランダ側を外から見て、わかること」についての説明でした。