マンションの内見の際に
エントランスから住戸までの動線
で注意すべき点があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
マンションの内見の際は、外観や、室内の状況だけでなく、
マンションの敷地内の動線
についても、あわせてチェックしておきましょう!
マンションを内見される際には、
マンション購入後の生活のしやすさ
をイメージして、敷地内、建物内の動線もチェックしておかれることをお勧めします。
マンションによっては、敷地の形状の関係で、エントランスから住戸まで、結構、歩く必要があったり、あるいは、稀に、敷地内の車の動線と、歩行者の動線が交わるようなケースもあります。
下記に順に説明していきます。
駐車場からの車の動線とクロスしていないか
上記にも記載しましたが、敷地の関係で、稀に、
エントランスから住居への動線と、駐車場からの車の出入りする動線
とが交わっている物件があります。
小さいお子さんのいらっしゃるご家庭の場合、事故のリスクがあったり、逆に、車を運転する側からすると、子供の飛び出しなどアクシデントが発生する可能性もあります。
特に、朝晩の時間帯など、急いでいる時に、そういった事故のリスクも高まりますので、なるべく、そういったリスクのない物件が望ましいと言えます。
少なくとも、
駐車場から、車の出口までの動線
は、チェックしておくと安心です。
エレベーターホールまでの動線
エントランスからエレベーターホールまでの動線についてもチェックしておきましょう。
例えば、敷地内に、
複数棟の建物が建っているマンション
の場合、エントランスからその棟のエレベーターホールまで結構距離がある場合があります。
また、中には、通路に屋根がついていないようなケースもあります。
あるいは、敷地が広い複数棟あるマンションの場合、
メインのエントランスの他にも複数のエントランスを設けている
場合もあります。
その場合は、目的の住戸から一番近いエントランスもチェックしておきましょう。
エレベーターの数について
エレベーターの数のついても、住戸数に対して、ある程度の台数がないと、
特に朝の通学、通勤の時間帯のち時間
が長くなってしまいます。
エレベータの数に関しては、一般的には、
住戸50に対してエレベーター1基以上
と言われています。
全住戸数が、販売資料に記載されていますので、その住戸数から適正なエレベーターの数をチェックしてみましょう。
エレベーターホールから住戸までの距離
検討している住戸の場所によっては、エレベーターホールから住戸までの距離がある場合があります。
例えば、角部屋の場合は、片側に住戸が無いので、比較的、好まれますが、その分、
エレベータからの距離
が遠くなります。
どのくらいまでの距離までなら許容範囲なのかは、個人差がありますが、
目安としては50m以内
と言われています。
また、逆に、エレベータホールと住戸が近いと、便利ですが、
・エレベーターの音の問題
・エレベータホールの正面の部屋の場合は、玄関を開けた時にエレベーターホールから部屋の中が見えてしまう可能性がある
といった注意点があります。
バリアフリー
エントランスから住戸まで、
バリアフリーで車椅子での行き来ができるかどうかも
チェックしていきましょう。
また、 エレベーターホールの広さについても、車いすで余裕をもって方向転換できるような広さがあるかも、見ておきましょう。
一般的には、
180cm×180cmのスペース
があると、車いすでの方向転換の際も余裕があると言われています。
駐車場から住戸までの動線もチェックしておきましょう。
駐車場から、住戸までの動線もチェックしておきましょう。
駐車場の位置にもよりますが、
雨に濡れずに行き来できる
と便利です。
まとめ
マンションの内見の際には、
折角の機会ですので、いろいろな箇所をチェックしておく
と良いでしょう。
また、複数のマンションを見るなかで、
比較検討
することができますし、それぞれの良い点、よくない点も、おのずと見えてきます。
特に、敷地内、建物内の動線に関しては、日常生活に大きく影響してくるところですので、少なくとも、上記に記載したような点について、
気になる箇所がないかどうか
をチェックしておかれることをお勧めします。
以上、「内見時にチェックするマンション敷地内の動線」についての説明でした。